肺炎球菌ワクチンをご存知ですか?
抗生物質の発達などにより減少しつつあった肺炎の死亡率が、最近また上昇しています。急速に症状が進んだ場合、特に高齢者の肺炎では、抗生物質などの治療が間に合わないことも少なくありません。このため、事前に予防することの重要性が見直されてきています。流行性感冒(インフルエンザ)の予防にインフルエンザワクチンが接種されるように、肺炎球菌による肺炎などの予防に肺炎球菌ワクチンが開発され、接種できるようになっています。メキシコに端を発した新型インフルエンザの多数の死亡例は細菌性肺炎を併発していたといわれています。
(1)肺炎球菌とは・・・
肺炎などを引き起こします
地球上には、細菌やウイルスなど、目に見えない微生物が数多くいますが、肺炎球菌は細菌の中の一つです。
この肺炎球菌は、体力が落ちている時やお年寄りになって免疫力が弱くなってくると病気を引き起こします。肺炎球菌が引き起こす主な病気としては、肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。
(2)「肺炎」は高齢者の大敵
肺炎は、高齢者に危険な病気
肺炎は抗生物質などの薬の進歩と医療技術の向上により、かなりよく治療できるようになりました。しかし、抗生物質が効きにくい菌が増えていることもあり、高齢者の方にとっては、肺炎はいまだに怖い病気です。
特に心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全、肝機能障害、糖尿病のある方などでは、肺炎などの感染症にかかりやすく、病状も重くなる傾向があります。
また、急速に症状が進んだ場合、抗生物質などによる治療が間に合わないこともあり、危険です。
(3)肺炎球菌ワクチンとは
肺炎球菌が引き起こす病気を予防
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防するためのワクチンです。
従って、肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌以外の原因による病気(感染症)に対しては残念ながら予防効果はありません。肺炎を例にとると、肺炎の原因となる微生物には各種細菌やウイルスなど、たくさんの種類があります。
しかし、肺炎球菌は、その中で最も重要な位置を占めている細菌です。
インフルエンザウイルスに多くの種類があるように、肺炎球菌にも多くの種類があります。このワクチンは、1回の接種でいろいろな型に効くようにつくられています。
接種に際しての注意点
肺炎球菌ワクチン接種後の副反応(副作用)として、注射部位の腫れや、痛み、ときに軽い熱がみられることがありますが、日常生活に支障が出るほどのものではありません。1〜2 日で消失します。多くのデータにより、安全に接種できることが確認されています。
次のような方に、ワクチン接種をおすすめします
但し、過去にこのワクチンを受けたことのある人は、再接種(2 回目の接種)はできません。
| 費用 |
6,000円(組合員)
10,000円(その他)
公害の医療証をお持ちの方は接種無料 |
ご希望の方は受付もしくは看護師にお申し出ください。
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